もうすっかり春ですね。こんにちは。高松開発室のUDONです。
先日、高松開発室では近隣の専門学校から希望する学生さんに集まっていただいて、社内でゲーム制作インターン研修を行いましたので、その様子をレポートいたします。
参加してくれたのは、コンピュータ系専門学校のプログラマさん3名と、デザイン系専門学校のデザイナさん2名で、学校の春休みを活かして3週間の期間で開催しました。
ゲーム制作のお題は「ベルトスクロールアクションゲーム」の制作です。古くはゴールデンアックスやベアナックル、最近ですとドラゴンズクラウンなんかがこのジャンルに当てはまりますね。横スクロールで、プレイヤーが敵を倒しつつ右へ右へと進んでいくゲームです。シンプルそうなゲームルールですが、とても深みがあります。
そして、期間はたったの3週間とはいえ、今回のゲーム制作インターン研修ではたくさんの目標があります。
まずは参考になるゲームをプレイしながら、自分たちの作りたいゲームの構想を相談して練ってもらいます。チーム制作ではそれぞれがそれぞれの職種のプロですから、相手の意見を尊重しつつも、自分の考えもしっかりぶつけることがとても重要です。
また、スケジュールの立案と実施というのも、えてして時間をかけてだらだらと目の前の作業を進めてしまいがちな学生さんの制作から1歩プロに近づくために必要な訓練です。全員で必要となる作業項目の洗い出しとそれらにかかる時間の見積り、必要な素材のリストアップなどを行います。
プログラマーについては、チームでコーディングルールを定めることも必要ですね。こうして、徐々にゲーム制作は進んでいきますが...
なかなかスケジュール通りには行かないもので、なんども規模縮小とリスケージュリングを行います。しかし、制作が進めば進むほど、やりたいことが増えてくるというジレンマが...。そんなこんなで、3週間もあっという間でした。
そして最終日が来ました。ちょっとゲーム性を煮詰めることはできなかったかな。
発表会には本社からも企画、グラフィック、プログラムのリーダーが視察に来て、彼らの作品にアドバイスをしてくれました。
新学期間近ですが、インターン研修で得た技術や知識や情熱を学校での制作にも活かしてくださいね〜。
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最後に、参加学生さんに今回のインターン研修についてのアンケートに答えてもらいましたので公開しますね。
・実質2週間でゲームを作らなければならなかったので、最初はどこまでできるか分からなかった。とりあえず動かせる状態までできたのでよかった。ここで学んだことを今後の制作で使っていきたい。(プログラマーKさん)
・チームで作るということは個人で作ることよりも制作速度は速いのですがチームでの折り合いをつけることが大変でした。(プログラマーFさん)
・3週間で何ができるのか、初のグループ制作は大丈夫なのかなど、いろいろと心配ばかりしながら初日を迎えました。最初の1週間は研修でいろいろなプログラミングテクニックを学びましたが、驚きばかりでした。企業でのコーディング方法やテクニックなども学べてとてもいい経験になりました。今まで自己流で行ってきたものをタスク管理に切り替えるだけでこんなに大変だとは思っていませんでしたが、基礎ができれば残りは使いまわすことができてしまうので、作っていてとても楽しく感じました。納得のいく完成作品は研修期間ではできませんでしたが、今後も生かせる技術をたくさん学ぶことができました。(プログラマーOさん)
・初めてのゲーム制作で、普段描かない背景についてもアドバイスをもらえてとても勉強になりました。(デザイナーMさん)
・時間が足りなくて、もともと4ステージ作る予定だったものを減らしてしまったのが少し残念でした。でも前よりは筆が早くなった気がします。また、自分では気づかなかったところにアドバイスをもらえてよかったです。(デザイナーHさん)
・少し短い(2名)
・ちょうど良い(3名)
・長期の休みの時にまた参加したい(全員)
・フジのカレーうどん(デザイナーMさん)
・ぶっかけうどん(プログラマーKさん)
・ざるうどんと肉ぶっかけうどん(プログラマーOさん)
・あまりうどん屋に行かないです...(2名)
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株式会社ジーンでは学生さんのゲームを作りたい!!という情熱を応援しています。
高松開発室でのインターン研修に興味のある学生さんや学校様などご連絡いただきますようお願いいたします。