こんにちは、香川スタジオのプログラマーきゃわたです。
今年も、専門学校の学生さんを対象としたゲームキャンプ
『ゲームクリエイターレベルアップキャンプ2024』を開催しました！
過去の様子はリンクから見られます。[2022・2023]
今年の参加校は、
・穴吹デザインカレッジ（in 高松）
プログラマー 8名
デザイナー 5名
・穴吹ビジネス専門学校（in 福山）
プログラマー 2名
の計2校です。
3チームに分かれて、3月1日（金）～3月22日（金）までの約3週間でゲーム制作を行いました。
制作するゲームのテーマは、今年も「2Dベルトスクロールアクション」で、
スコアや残り時間など、結果で競い合えるような競技性のあるゲームであることが条件です。
参加した学生さんのほとんどが、まだ専門学校の1年生です。
チームメンバーで協力して3週間でゲームを完成させるのは、1年間勉強してきた実力を試す機会として、とても良い経験ですね！
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また、希望した学生デザイナーさんにポートフォリオを提出していただき、ジーンの2Dデザイナーからアドバイスをする会を実施しました。
キャラクターを魅力的にするポーズや構図の工夫、絵を見た人の視線誘導の方法、デッサンについてなど具体的なアドバイスをさせていただきました。
自分だけでなく他の学生さんの作品も見ながらアドバイスを聞くのは、とても良い機会だったのではないでかと思います！
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さて、今回の制作では、限られた期間の中で「遊べるゲーム」を目指すことを一番に考えて
制作前のスケジュール作成や、制作中のリスケジュールをジーンスタッフが随時サポートさせていただきました。
私は学生の頃、「やりたいことに対して実力が追いつかない」
「何にどのくらい時間がかかりそうか見当がつかず、スケジュールの組み方が分からない」
「でも、早くしなきゃいけない＆やる事がいっぱいあるからスケジュールを詰め込む」
ということをやりがちでした。
今年の参加学生さんも「予定より遅れてるけど徹夜で間に合わせます！」の精神だったのではないでしょうか。
短い制作期間なので、ゲームとして必須の機能とそうでない機能を洗い出して制作優先度を決める、
遅れそうな場合は都度メンバー内で相談して、スケジュールや仕様の見直しを行ってもらい
今回は、全チームが遊べるゲームを制作することができました！
それでは、今回のゲームキャンプで制作した各チームの作品を紹介します！
■チーム高松A
ゲームタイトル『マッド・ランズ』
プログラマー4名／デザイナー2名
研究所から逃げ出した実験体を追いかけるマッドサイエンティストを操作するゲームです。
ステージ中のトラップも駆使しながら、制限時間内でどれだけ早く実験体を倒せるか、残り時間（秒）で競い合います。
パンチの効いた世界観で、シンプルで分かりやすい操作のランゲームでした！
■チーム高松B
ゲームタイトル『海中散歩』
プログラマー4名／デザイナー2名
海底を歩くプレイヤーを操作して、捕まえて味方にした魚と敵をバトルさせて敵をやっつけながら、ボスが待ち受ける深海へ進んでいくゲームです。
敵を倒した際に得られる獲得スコアの合計点で競い合います。
ステージを進むと明るい浅瀬から暗い深海の雰囲気に移り変わる演出がとても良かったです！
■チーム福山
ゲームタイトル『妖狐戦記』
プログラマー2名／デザイナー1名
妖狐の女の子を操作して、荒廃した都市で敵を倒すゲームです。一定のスコア毎にプレイヤーの強化スキル（攻撃力や歩行速度など）を得られます。
敵を倒した際に得られる獲得スコアの合計点で競い合います。
プレイヤーや敵のアニメーションもこだわって作られていて、プレイヤーがどんどん強くなるのも楽しいですね！
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ゲームキャンプ後、参加した学生さんに回答していただいたアンケートでは、
・少人数でもスケジュール通りに進めるのが大変だった
・思ったよりメンバーとのコミュニケーションが大切だった
・実際にゲーム会社でどのようにゲームを作るかのイメージがより具体的になった
・分からないところを考え込むのではなく、先生や友人に聞いて早めに改善することが大切だと思った
・技術を磨いて自分の思い描くゲームを作ってみたい
・大きなレベルアップができた、次からのプログラミングが楽しみになってきた
など、さまざまな感想をいただきました。
今回のゲームキャンプでの経験を今後の制作にも活かせると嬉しいです！
短い制作期間でしたが、どのゲームも「遊べるゲーム」にすることができたので、
次のステップ「より面白いゲーム」を作ることができる技術を目指して、これからも貪欲にスキルアップしていただきたいです！
ゲームクリエイターを目指して頑張る学生さんを、ジーンは応援しています！
以上、ゲームクリエイターレベルアップキャンプ2024でした。
