2024年8月16日 16:57

暑中お見舞い申し上げます!2024

こんにちは!毎日暑い日が続きますね・・・
猛暑真っ只中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

2Dデザイナーのお酒好き★くすもんです!

今日は、昨年に引き続きxeenの2024年暑中見舞いデザインについて紹介いたしまーす!
去年の暑中見舞い もなかなか力作揃いでしたが、今年も凝ったデザインが多数集まりましたよ~ムフフ

社内投票の結果、冒頭の涼し気な、ノスタルジックさがあふれるデザインで決定いたしました!

なんとこのデザイン、2Dデザイナーではなく3Dデザイナーからの応募なのです!
3Dデザイナーがどうやってこのデザインを作ったのか・・・気になりますよね!?!?

というわけで早速、デザインを手がけたうーさんにバトンタッチしたいと思います~((((((((((っ・ω・)っ


2024年の暑中見舞いのデザインを担当した、3Dデザイナーのうーさんです。

一日の楽しみは晩酌しながらゲームをすることですが、最近は年も重ね夜更かしが出来なくなってきました。。
普段の仕事は主にゲーム中のオブジェクトや背景を中心に作成しています。

今回は数ある作品の中からありがたいことに選んで頂いたのですが
印刷物のデータを作成するのはほぼ初めてで、自分から応募したもののまさか選ばれるとは思っていなかったので少し緊張しています。

 

デザインの方向性は、昔懐かしい個人商店のような雰囲気をイラスト風に出来たらと想定して始めました。

普段の仕事ではmayaをメインで使用していますが
Blenderの機能であるモディファイア(非破壊の変形)や便利なアドオン(拡張機能)が使えそうなので
今回の制作にはBlenderを使用しました。

モディファイアの使用例としては、ペットボトルや瓶のモデル作成時に使用しました。

まずは瓶のシルエットを半分だけカーブで作成します。

次にモディファイアのscrewを適用すると瓶のモデルが出来上がります。

ペットボトルを作成する場合は先ほどの瓶のカーブをコピーしてペットボトルのシルエットに調整します。

モディファイアのscrewを適用

上記のような感じで今回は3パターン作成しています。

アドオン(拡張機能)については、主に使用したのは以下になります。

Final LUT
https://3dnchu.com/archives/final-lut/

最終の見た目の調整ができるアドオンになります。

▼適用前 ▼適用後


Deep Paint
https://gakutada.gumroad.com/l/DeepPaint

アウトラインの表現や木の作成に使用しました。


Tx Layer
https://bookyakuno.gumroad.com/l/tx-layer

Blender内でテクスチャを作成するときに役立つアドオンです。
様々な機能がありますが今回はレイヤー管理の機能を主に使用しています。

モデル時点での最終調整として
アイスクリームケースや、車の窓ガラス部分の表現が弱く感じたので、ガラス反射の表現をポリゴンでかぶせています。

▼調整前 ▼調整後


最後は画像編集ソフトでロゴの追加やアウトラインの調整等をして完成になります。

▼Blenderでのレンダリング画像 画像編集後


日頃は3Dでのオブジェクトや背景を作成しているので、このような一枚絵を制作するのは難しさもあり新鮮でした。
今回の制作からも色々と学ぶことができたのと同時に、日頃から勉強しないとなと痛感しました。

xeenでは携帯ゲームからVR、コンシューマー、アーケードと様々なジャンルを開発しており、色々と経験を積むことができます。
特に今後はVRやARなど、これからの時代に向けての新たな挑戦も増えていくと思います。
一緒に様々な挑戦を経て面白い商品を提供出来れば幸いです。


最後まで読んで頂きありがとうございました!