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2013.09.03
CEDEC 2013
#プログラマー

こんにちは、新人プログラマーのNです。
8月21-23日にパシフィコ横浜で開催された
ゲーム開発者向けカンファレンスCEDECに行ってきました!

技術的なセッションの紹介や解説は報道サイトさんに任せるとして、
今回聴講したセッション中で特にインパクトが強かったものを2つ紹介したいと思います。
 

1つ目は、
ナラティブの定義とは!? 国内ゲーム業界に偏在する経験の物語【CEDEC 2013】です。

ナラティブなゲームとはどういうものかという所から話が始まり、
ゲームの面白さとは何かを考えるセッションでした。
自分は今までナラティブという概念を知らなかったのですが、
簡単に言うと「ゲームの世界観をプレイヤーが自分の経験のように体感できること」を言うそうです。
昨今ではインディーズゲームも流行ってますが、そ
れらは「コストをかけずにどうゲームを面白くしていくか」という点が非常に考えられており、ナ
ラティブなゲームが多いと分析されてました。
プレイヤー側が求める面白さと、開発側が表現したい面白さをどう一致させるかがポイントなのかな
と思いながら聴講してました。


2つ目は、
アンドロイド・ロボット開発を通した存在感の研究です。

登壇者の石黒浩教授は「世界の100人の生きている天才」に選出された著名人で、
どんな講演なのか前から気になってました。
気難しそうな方に見えましたが、開口一番に「ゲームって夜作るんですよね、
朝早く出てきて、皆さん大丈夫ですか?」と発言したり、とてもユニークな人でした。
講演内容はゲーム開発とロボット開発の接点について述べられていて、
共通するのはいずれも人間を理解することだと言われてました。
アンドロイドを人間らしく作っていく過程で、人間らしさとは何かという哲学的なテーマを
理数的な分析に落としこんでいく手法がとても斬新でした。


どちらのセッションも若い人が意外と居て、中には学生かな?って人もいました。
勉強会や学会だと業界歴が長い人が多く、新人が参加しづらい事があるので、
若いうちからカンファレンスに参加できたのはとても貴重な体験でした。

それでは〜