はじめまして、プログラマーのAです。
今回はプログラマーの仕事について書いてみたいと思います。
僕のプライベートな友人は皆、ゲーム(デジタルな物)とは関係がない人が多く、
彼らから見ると、いわゆる"ゲームを作っている人"というのは、
デザイナー、プランナー、プログラマーとかの区別は無く、
"パソコンに詳しい人"みたいな認識になってしまいます。
そうすると僕の場合なんかでは、
「写真を加工してくれ」とか「広告作ってほしい」とか、いろいろ頼まれたりします。
当前ですが、無理です・・・・プログラマーですから。
一度、友人の結婚式のムービーは作りましたが、
予備知識無しの状態では激烈にしんどい思いをしました。
じゃあプログラマーって何?って話なんですが、
ゲーム制作においてプログラマーの役割というのは、非常に多岐にわたります。
グラフィック、ゲームの中身、通信、サウンド、etc etc etc......
ではこの色々な事柄をどうやって実現していくのかというと、
プログラム言語を使ってコンピューターに仕事をさせるわけなんですが、
コンピューターって「0」と「1」しかわからないんですよね、
C3POがいない時にR2D2と話する様なイメージです。
人間の言葉で「あれやってくれ」とか、「これやってくれ」って言っても、
「??」ってなって何も伝わらないんです。
(R2D2は理解しますし、近頃は音声認識とかも発達してますが、そういう事じゃないです)
かといって、機械の言葉(機械語)はほとんどの人間には理解できません。
そこで、プログラム言語の出番となる訳なんです。
プログラム言語は人間にも理解でき、機械でも理解できます(正確には少し違いますが)
人間の言葉で例えると、"英語"的な位置でしょうか。
フランス人と日本人がお互い英語で話す、みたいなイメージです。
ですのでプログラマーというのは"人間のやりたい事"をプログラミング言語に訳して、
機械に実行させるという仕事なんです。
その"言語に訳す"という所に、いろいろなテクニックや、技術が盛り込まれている訳です。
映画や海外の小説なんかでも翻訳がダメすぎて、全く意味が伝わってこない物とかありますが、
逆に翻訳がしっかりしてると理解しやすい。あれと同じ様な事です。
だから、凄いプログラマーはいろいろな無茶をコンピューターに実行させる事ができます。
そういう人は海外では"Wizard"(魔法使い)って呼ばれるそうです。
「魔法みたいに、いろんなことが出来るから」らしいんですが。
いつか僕も魔法が使えるように"かしこさ"を鍛えていきたいと思います。
こんな感じで、プログラマーの仕事について、
僕個人のイメージを盛り込んで説明させて頂きました。
ですので今後は"プログラマー"の仕事をしている友人を見かけても
あまり無茶振りをしてあげないでください。笑
ではでは、いずれまた!