NEWS / BLOG
2012.06.21
職業なんでも屋
#プログラマー

blog_ta_01.jpg

はじめまして、プログラマーのAです。
今回はプログラマーの仕事について書いてみたいと思います。
 

僕のプライベートな友人は皆、ゲーム(デジタルな物)とは関係がない人が多く、
彼らから見ると、いわゆる"ゲームを作っている人"というのは、
デザイナー、プランナー、プログラマーとかの区別は無く、
"パソコンに詳しい人"みたいな認識になってしまいます。
 

そうすると僕の場合なんかでは、
「写真を加工してくれ」とか「広告作ってほしい」とか、いろいろ頼まれたりします。


当前ですが、無理です・・・・プログラマーですから。
一度、友人の結婚式のムービーは作りましたが、
予備知識無しの状態では激烈にしんどい思いをしました。


じゃあプログラマーって何?って話なんですが、
ゲーム制作においてプログラマーの役割というのは、非常に多岐にわたります。
グラフィック、ゲームの中身、通信、サウンド、etc etc etc......
ではこの色々な事柄をどうやって実現していくのかというと、
プログラム言語を使ってコンピューターに仕事をさせるわけなんですが、
コンピューターって「0」と「1」しかわからないんですよね、
C3POがいない時にR2D2と話する様なイメージです。


人間の言葉で「あれやってくれ」とか、「これやってくれ」って言っても、
「??」ってなって何も伝わらないんです。
(R2D2は理解しますし、近頃は音声認識とかも発達してますが、そういう事じゃないです)
かといって、機械の言葉(機械語)はほとんどの人間には理解できません。


そこで、プログラム言語の出番となる訳なんです。
プログラム言語は人間にも理解でき、機械でも理解できます(正確には少し違いますが)
人間の言葉で例えると、"英語"的な位置でしょうか。
フランス人と日本人がお互い英語で話す、みたいなイメージです。


ですのでプログラマーというのは"人間のやりたい事"をプログラミング言語に訳して、
機械に実行させるという仕事なんです。
その"言語に訳す"という所に、いろいろなテクニックや、技術が盛り込まれている訳です。
映画や海外の小説なんかでも翻訳がダメすぎて、全く意味が伝わってこない物とかありますが、
逆に翻訳がしっかりしてると理解しやすい。あれと同じ様な事です。


だから、凄いプログラマーはいろいろな無茶をコンピューターに実行させる事ができます。
そういう人は海外では"Wizard"(魔法使い)って呼ばれるそうです。
「魔法みたいに、いろんなことが出来るから」らしいんですが。
いつか僕も魔法が使えるように"かしこさ"を鍛えていきたいと思います。


こんな感じで、プログラマーの仕事について、
僕個人のイメージを盛り込んで説明させて頂きました。
ですので今後は"プログラマー"の仕事をしている友人を見かけても
あまり無茶振りをしてあげないでください。笑


ではでは、いずれまた!